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淡路島 ポーク

2011年4月よりゴールデンボアポークのブランド名称が「淡路島 ポーク」と変更されました。

■ 当店の淡路島 ポーク ■


 高級肉と珍重される、鹿児島の黒豚と猪から生まれたのが『猪豚』です(猪交配豚)。そしてさらに猪豚とデュロック種の交配により淡路島 ポークが生まれます。

 当店の淡路島 ポークは黒豚と猪豚との交配により淡路島で誕生しました。南あわじ市の広々とした牧場で生まれた子豚は親豚から離乳後2ヶ月間、斜面を活用した運動場で走り回り日光を充分浴びて育ったとても健康で元気な豚です。

 肥育期には抗生物質成長促進剤等はいっさい投与されず、飼料についても遺伝子組替トウモロコシなども与えられていませんので安全で安心して食べて戴けます。その肉質は、豚肉よりもさらにきめが細かく、牛肉を想わせる舌ざわりとあま味、とくに、脂身のやわらかさは驚くほどです。やわらかく、ジューシーな風味を是非ご賞味下さい。

 なお、当店取扱いの「淡路島 ポーク」は9ヶ月以上1年未満の飼育期間を必要とし(一般飼育豚では約8ケ月で食肉とされています)。また産まれる子数も少なく、飼育環境・飼料など非常にコストが掛った分、単価が仕入れ段階で産地指定ブランド豚の倍以上のとなっています。





淡路島ポーク(猪豚) 
淡路島ポーク(猪豚)

(株)嶋本食品よりの写真提供




 淡路島 ポーク ・一般市場豚の比較 

淡路島 ポーク 一般市場豚
飼育舎屋 運動場付開放舎 ウインドレス密閉舎
品種 ゴールデンカンデバークシャー ヨークシャーノランドレース種他
毛種 黒金色 白色
産子数 約8頭 約12頭
飼育期間 10ヶ月 8ヶ月




 成分・栄養素 


 発育・老化防止に必要なビタミンA、コレステロールを低下させるαーリノレン酸が豚肉の2〜3倍含まれています。赤身の含まれる脂質は約2.5倍やわらかくておいしくヘルシーな肉です。
















ビタミンA 脂肪酸




























183 68.1 20.5 10.2 0.2 1.0 4 0 4 3.22 4.20 1.08







225 64.2 19.5 15.1 0.2 1.0 5 0 5 5.06 6.42 1.41




268 60.1 18.8 19.8 0.5 0.8 4 Tr 4 5.83 9.37 2.55









304 56.7 18.1 24.1 0.3 0.8 11 (0) 11 9.23 10.14 2.82

「食品成分表五訂」女子栄養大学出版部



■淡路島ポーク豚脂の効用 ■

 猪と豚の交配により生まれた淡路島ポーク(猪豚)は、両者の長所を受け継ぎ健康で安全なすばらしいお肉です。食品成分状 猪豚>猪>黒豚>豚として位置づけられています。脂肪は肥満の原因として悪者扱いされがちですが、豚脂肪は効率の良いエネルギー源です。豚脂肪酸中の90%は、パルチミン酸・ステアリン酸・オレイン酸・リノール酸・αーリノレン酸等が占め、人には大切な成分で人体の脂肪を分解させる作用があります。

 ビタミンB1は疲労回復、夏バテ防止に大きく役立ちます。肉類の中でも猪豚肉のビタミンB1の含有量は牛肉の10倍、うなぎの約2倍となっています。あっさりとした舌ざわり(まろやかさ)は、脂肪の溶ける温度が決め手です。
  牛脂   40℃〜50℃
  豚脂   35℃〜45℃
 淡路島ポーク( 猪豚脂)  30℃〜40℃ <この為最も舌ざわりが良いお肉です>

 



豚の種類

日本で飼育されている豚の種類は、ランドレース種(L)・大ヨークシャー種(W)・
ハンプシャー種(H)・デュロック種(D)・バークシャー種(B)などがあります。豚は
牛と違い純粋種は少ないです。繁殖用の豚の70%、肉豚の80%以上が雑種で
占めています。雑種はL・W・H・Dの4種類の交配が大部分で、その交雑方式は
多数ありますが、一般的な交配が三元交配です。
三元交配とは、雑種強勢効果(品種または系統間の交配によって、その能力が
両親の平均能力を上回る現象)を活用した生産方式です。

例:繁殖用に優れた(L×W)の雑種の雌に、産肉性や肉質に優れたHやDの雄
を交配し、産肉性や肉質の優れた肉豚をより多く生産する方法。


ランドレース種(L) 大ヨークシャー種(W) デュロック種(D)

     

ランドレース種(L) デンマークの在来種に大ヨークシャー種を交配して成立し
たすぐれた加工用の豚です。白色大型の豚で頭部は比較
的小さく、頬も軽く、顔のしゃくれも殆どなく、耳は大きく前
方にたれています。体型は胴伸びがよく、前・中・後躯の
釣合いがよく流線型の豚肉で背中はアーチ状を呈し腿は
よく充実しています。繁殖能力・産肉能力も発育が早く優
れています。わが国では純粋種としては最も多く飼育さ
れ、種雄豚・種雌豚として広く利用されています。
大ヨークシャー種(W) イギリスのヨークシャー州地方において、在来種に中国
種、ネアポリタン種及びレスター種などを交配して成立した
優良な白色豚で大・中・小の3種類あります。白色大型の
豚で頭はやや長く、顔面は若干しゃくれていて、耳は薄く
大きくやや前方に向かって立ち、背が高く胴伸びが良いで
す。わが国では主として繁殖豚として利用されています。
デュロック種(D) ニューヨーク州のデュロックと称する赤色豚とニュージャー
ジー 州のジャージーレッドとが交配されて成立したもの
で、 従来、デュロック・ジャージー種と呼ばれていました
が、現在ではデュロック種と単称されています。体は赤色
で、顔はわずかにしゃくれ、耳はたれ、胴は広く深く、腿は
深く充実しています。
上記3品種の体型 体重は6ヶ月齢で約90kg、1年で170kg〜190kg、成
豚で300kg〜380kgに達します。


ハンプシャー種(H) バークシャー種(B)
ハンプシャー種(H) アメリカのケンタッキー州の原産です。体は黒色で、背から
前肢にかけて10〜30cm幅の白斑があり、頭の大きさは
中等、頬は軽く、耳は直立し、体上線は弓状を呈し、腿は
深く充実して、肉質も良好です。原産国アメリカでは飼育
登録頭数が最も多い品種です。わが国では交雑用の種雄
豚として広く利用されています。
バークシャー種(B) イギリスのバークシャーとウィルシャー地方の在来種にシ
アメース種、中国種及びネオポリタン種などを交雑して成
立したもので、1851年以降純粋繁殖が行われています。
体は全体が黒色ですが、顔・四肢端と尾端が白く、いわゆ
る“六白”を特徴としています。体重・体型ともにヨークシャ
ー種に似ていますが、ヨークシャー種より顔のしゃくれはゆ
るく、耳も直立するかわずかに前方に向かって立ち、やや
骨細で、肉質は良好です。バークシャー種は他品種の豚
に較べますと若干肥育が遅く、体型も小さいです。


豚の一生
雌豚は生後8ヶ月齢時(体重120kg位)で初めて交配されます。牛は100%人工
交配ですが、豚は大部分が自然交配です。このことは、生産者が雄豚を飼育して
いること(牛に較べると経費がかからないため)と、自然交配の受胎率が高いこと
によります。
交配され、妊娠した雌豚は、約114日の妊娠期間を経て12ヶ月齢時に初めて出
産(豚は多胎動物で、1回で10頭位分娩します)します。
生まれた子豚は約1ヶ月間母豚に育てられますが、生後10日目位から徐々に
飼料も与えられ、牛と同じように雄は去勢されます。
子豚は1ヶ月齢時に離乳し、肥育に向けられます。肥育に向けられた子豚は体重
が7kgのものが、6〜7ヶ月齢時で105kg〜110kg位に肥育れます。この期間
の餌は配合飼料が主体ですが、餌を3,5kg与えることにより体重が1kg増体する
ことになります。
繁殖の役目を終えた豚(平均3歳)は、牛のように飼い直しをしても肉質の向上が
見られないため、そのまま屠畜されおもにソーセージ原料などに利用されます。

          

肉用豚の成長
初 回 交 配 月 齢 8ヶ月
妊 娠 期 間 114日
初 産 月 齢 12ヶ月
1回の分娩頭数 10頭
年 間 産 子 数 20個
体重1kg増体に要する穀物飼料 3〜3,5kg
出 荷 時 月 齢 6〜7ヶ月
出 荷 時 体 重 105〜110kg


資料提供 社団法人 日本食肉協議会
社団法人 全国養豚協会
財団法人 日本食肉消費総合センター

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